コンプガチャ、はたして悪いのは提供側か?
僕自身、引きこもり系のオタクだから、ゲームは大好きで、特にMMOと呼ばれるネットワーク系のロールプレイングゲームはかなり楽しんだと思う。初期のゲームってのは基本的にゲーム本体のクライアントアプリケーションをお店で購入し、基本的には何日か分だけの利用チケットがそこに付いていて、それ以上の日にちをやろうと思えば、またそのチケットを買い増しする!!って感じで行われてきた記憶がある。
そこからだんだんと、アイテム課金って呼ばれる課金制度になってきたんだと思う。簡単に言えば、ゲーム本体のクライアントの部分はネットでダウンロードできて・・・ADSLから光ファイバーが当然の時代になってきてCDROM1枚ぐらいのダウンロードに抵抗がなくなってきたのが背景になるのだろう・・・それだけでもゲームは出来るんだけれども、ある程度進めば・・・お試しレベルを超えれば・・・課金が実質的に必要になったり、よるサクサクとゲームを進めるのにアイテムを購入したほうが有利になるって感じでのお金の払い方であった。
特に働いている人間なんかで、ゲームの時間があまり取れないなら、チマチマとレベルアップに時間を掛けられないために、その部分で有利になるアイテムなんかを購入してサックリとクエストをクリアしていく!!ってのがあったはずで、お金が無くて時間だけがあれば、ゆっくりとレベルアップして楽しむってのがあったはずなのだ。
まあ、どちらにしろ、これまで、それなりにゲームを楽しむのにお金を掛ける必要ってのがあったのは間違いない。逆に言えば、ゲームを提供している方だって、慈善事業ではなくて、開発費用も運営コストも必要で、どこからか、お金を引っ張ってこなければならない現実があるのは間違いないだろう。そうなれば、ゲームを楽しむ代価としてそれなりの費用発生ってのは、ユーザー側も受容しなければならないのは間違いないだろう。
そういう意味ではアイテム課金なんかはある意味正しい料金徴収の方法なのだろう。ハッキリ言えばいわゆる”クソゲー”って呼ばれるどうしよもないゲームも存在するのだ。そんなゲームか?どうか?を確認できるって意味合いにおいても、アイテム課金なんかは許される事なのだろう。
問題は、どれだけそのゲームに代価を支払っているか?って事になる。今回、いわゆる”コンプガチャ”って呼ばれるシステムが問題になっているらしい。簡単に言えば、それなりの費用を払えば必ず、それだけのアイテムが購入できるって確約無く、何が出るか?判らない運頼みのアイテム課金と言えばいいのだろう。
(Yahooニュース:ネットの議論「コンプガチャ問題」)
例えば必ず100円を投入すれば、HP復活の薬草が購入できるって訳ではなくて、100円投入すれば1万円分の伝説の剣が出る場合もあれば、残念賞として1円の投入で購入できる石ころが手に入る可能性だってあるのだ。だから何が出るか?はその時の運だのみで、そうなれば、少しでもゲームが優位になるように購入したい!!って射幸心でコンプガチャをしてしまう場合ってのはあるのだろう。
そして、そのコンプガチャにいくら突っ込むか?ってことが問題になっているって事らしいのだ。僕も何かの拍子に携帯で買い物をする場合があるんだけれども、当然ながら支払いはカードであったり電話料金の上乗せであったりして、その瞬間、財布からお金がなくなるんじゃないから、イマイチ、リアリティーの無い買い物だと感じてしまうのだ。
その感覚と同じで、例えば1回100円でも10回やれば1000円になって、10回なんかは4,5分で終わってしまう作業になるから、はまり込んで1日100回してしまう人だって居るのかもしれない。そうなれば1万円で30日なら30万円だろう。そうなれば、そのゲームに30万円も支払うだけの価値があるか?どうか?って事になる。
僕のようにまったく無課金でゲームをしようとする人間が居て、高額のゲーム費用を支払って楽しむ人間が居て、そのトータルで、そのゲーム会社は利益が出ているのだろう。もし完全に課金者のみを対象とするゲームなら、”課金による優位性”ってのが崩れるから、その分で、ゲーム自体の面白さも欠ける部分ってのがあるだろう。
そういう意味では、課金が絶対的な悪でもないし、コンプガチャのシステムもある側面、ゲームを面白くするための仕掛けとして認めざるを得ない部分ってのがあるような気がする。無課金でも何かの拍子に、例えば、連続アクセス数なんかで、おまけとして1度だけそれを行う事が出来る場合がある。その時の”何が出てくるか?判らない!!”ってのはすっごくドキドキ感があって楽しさを増すのだから、”課金するだけの財政的余裕があれば、課金したい!!”って思ってしまう気持ちも生まれてくるのは判るのだ。
ただ、問題はパチンコであるとかのギャンブル性がそこにあるってことなのだろう。”後1回やれば、伝説の○○が出てくるのかもしれない・・・ここまでお金を掛けたんだから、もう後1回だけ・・・”の積み重ねが高額なコンプガチャにつながっていくのだろうって思えるのだ。それにそう言ったネットワーク系のゲームの中では、そのゲットしたアイテムをオークションなんかで転売して利益が出てしまう場合もあって、その部分でも射幸心を煽ってしまうのだろう。
だから、何処かの記事で読んだとおり、解決策は2つになるだろう。1つは、そのアイテムがゲットできる確率を明示する事だろう。例えば1回100円のコンプガチャで伝説の○○は100分の1の確率で出るとする。ハズレは必ずヤクソウだとする。つまりは伝説の○○はヤクソウ100個分の価値だと客観的に理解できる。そうなれば、1万円で必ずそのアイテムが購入できるようにする。外れたヤクソウはシステムとしてある程度の額でゲーム会社側が買い取るようにする。そうする事である程度の”突っ込み”を回避する事が出来るのだろう。無論、伝説の○○が出てくる確率を開示する事が前提となるのだけれども・・・
そして今も各ゲーム会社が行いつつあるんだけれども1ヶ月辺りのゲームに対する課金の上限を決定する事だろう。3000円とか5000円とか上限を決める事で、システム的に突っ込めなくなるのだから、そう言ったトラブルも回避できるのだろう。確かに、ゲーム外でアイテムなんかの交換の約束をして、金銭に絡めてのトラブルってのはあって、それを如何に解決するか?ってのもあって、単純ではないんだけれども、それでも1つの”縛り”になるのは当然だろう。
1番良いのは課金系のコンプガチャを無くして100円出せば、必ずこのアイテムは購入できる!!って感じで、昔のアイテム課金に戻す事が1番良い事ではないだろうか?曖昧な運頼みでのアイテム課金であるコンプガチャになるからこそ、トラブルが起こりやすくて、そこをマズは是正するべきなのだろう。
乱暴に課金型のネットワークゲームは、そう言ったお馬鹿さんを生むから止めてしまえ!!って言う乱暴な意見もあるかもしれないが、無課金で細々と楽しむ人間も居るのだから、その辺りはユーザーの心構えの問題になるのだろう。パチンコなんかのギャンブル依存症があるのに、JRAもパチンコも全廃せずに居られている現実がある。それを考えれば、ゲーム業界だけを脊髄反射だけで攻撃するのもいかがなものか?と思えるのだ。
確かに、こう言ったトラブルを生まないようにゲーム会社もシステムとして対応するべきなのかもしれないが、やってるユーザーのほうにも問題があって、確かにゲームをしてるのは訳の判らない小中学生が多いから・・・って言ってもすべての小中学生がなる訳ではないのだ・・・大人がシステムとして規制を掛けるべきだ!!って論法もあるのかもしれないが、そう言った用心深さも含めて、IT弱者を作らない教育が急務なんだと思えるのだ。
トラックバック先
Yahooニュース:ネットの議論「コンプガチャ問題」
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/social_game/




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