またもや”電気”ネタである。民主党の枝野経産大臣が”電気代アップを認めない企業に対して、東電が電気を止める通告をした事に対して、怒っている!!”ってニュースを読んだ。確かに当然である。世田谷区が電気代のアップに対して、その契約期間を楯に拒否した事が発端となって、様々な企業や市町村にNo!!を突きつけたのだろう。そうなれば、やっぱり個人宅だけを狙い撃ちして電気代をあげる話になるのかもしれないが、”企業はNo!!が言えたのに、差別だ!!”って「論法も言えて、結果、電気代が上げにくい雰囲気になってきているってのはあるのだろう。
(Yahooニュース:
電気停止「許されない」=料金上げで東電を指導へ―枝野経産相)
実際、例えば、家の家賃や、新聞代、そうやって月々に支払う料金ってのは、使う前に最初から使用単位ごとにどれだけ支払うか?ってのが決まっていて、それで納得して利用している!!ってのがあるだろう。特に家賃なんかは、1年とか2年ごとに契約更新があって、その時に家賃の価格交渉があるのがパターンのはずだろう。もし、途中で、大家さんから”交通事故を起こしてしまって、生活費が足り苦しいから、来月から1割り増しにします!!”って言われれば、どう思うだろうか?
つまりはまずは期間単位ごとの契約期間があって、そこに料金の兼ね合いがあって、契約期間の途中で家賃の強制値上げは普通じゃ考えられないだろう。それと同じで東電も、身勝手に契約期間中に値上げを強制通告して、強引に上げるってのは、信義則として許される行為ではないだろう。そういう意味では今回の枝野経算大臣の発言は当然の発言なのでる。
もし家賃の例のままで言うなら、極端な話、その家賃じゃ支払えないから、出て行く!!その代わり、引越し代よこせ!!ぐらいのことは思うだろう。ただ、電気の場合は、東電止めて、他の電気会社に行く!!ってのはまだまだそれだけの供給が無いから、選びようが無い!!ってのがあるのも事実だろう。
つまりは、電気の実質的な独占供給がなされている!!って言えるのだろう。そうなれば、このように強気に電気料金の値上げを通告してしまえる!”傲慢さ”が生まれても仕方が無い!!って言えるのだろう。だから本来は値上げ前に、それなりにリストラや賃金カットなんかをして、その部分で対応するのに、東電はその努力もせずに、なおかつ事故の賠償などを税金で損失補てんすることまで政府に求めているらしいのだ。つまりは”独占ゆえの傲慢さ”が特に今回の事故で現れた!!って言えるのだろう。
ただ、だからと言って、このままの電気料金で、事故の損害賠償もして、原発も止めてしまって、ランニングコストが持つか?の部分においては、大いに疑問があるのも事実ではないだろうか?無論、繰り返して言うのだけれども、リストラや賃金カットなんかもしないままに安易に料金アップに踏み込むのは絶対的に許してはいけない事なのだけれども、問題は、そうやって人件費を削減した!!としても、それだけで、まかないきれるか?って問題があるはずなのだ。
原発事故の賠償問題に、原発停止による火力発電の復活とそのエネルギー費・・・・様々な事を考えれば、多少ともなりの電気代の値上げは許容するべき部分があるのも間違いないと思えるのだ。だから単純に、何かの拍子に政治家やコメンテーターと呼ばれる芸能人なんかが、盲目的に”電気代値上げに反対!!”と叫んでいる姿をTVなんかで観ると、妙に大衆迎合的過ぎて、僕には気持ち悪く感じるのである。
それと同じで、ニュースだけを観れば、枝野さんの発言は、それと同じ匂いがしてたまらないのである。ハッキリ言えば、枝野さんは、管内閣のときの官房長官であった人である。つまりは
原発事故が起きた時の対応者の1人であったのは間違いないだろう。そういう意味では、”責任を負う側の1人”ではないだろうか?
それなのに、安易に、電気代値上げ反対!!をマスメディアに叫んでいる姿には、僕にはどこか”胡散臭さ”を感じてしまうのである。例えば、これがもし”電気代値上げは現時点では反対!!東電にはここまで経営的に切り詰めさせて、無論、事故時の経営陣には責任を取ってもらい辞めてもらう!!それでもランニングコストがまかないきれない!!と判断した場合、。契約期間終了後の再契約時において、料金値上げを各企業にお願いしたい!!”ってのが筋ではないだろうか?
東電のこれまでの経営体質や、人事面に対して何も出来ずに、口先だけ”大衆迎合主義的なマスメディア向けの発言”をして、それで平気な顔をして、正義の味方ぶっている枝野さんの感覚が僕にはものすごく気持ち悪く感じるのである。確かに政治家で、選挙に勝たなければ、”ただの人”になるのだから、そうやって人気取りをしなければならない部分があるのも判っている。
それに、民主党で鳩山さん、菅さん、野田さんと政権が続いているのだけれども、どの政権も、国民から賞賛された事はなくて、そういう意味ではこのままではもう沈むだけの船であるのは間違いないだろう。そうなれば、民主党のカンバンを背負っているだけでマイナスイメージが付き纏い、”あの政治家は良い人だけど、民主党だからね・・・・”って感じで、投票されずに、落選してしまう可能性だってあるだろう。
そう考えれば、アカラサマに大衆迎合主義的な発言の下で、表面的な人気を得る努力をしなければならないのが、これは枝野さんだけではなく、他の政治家も含めた感覚ではないだろうか?実質、最近、大阪橋下市長の維新の会主導の政治塾がスタートしたのだけれども、どうやら民主党の政治家だって、選挙のためのイメージ作りの為に
応募していたらしいのである。
つまりは、民主党旋風で政権は獲ってみたものの、運用するだけの能力が無くて、次の総選挙が危ないのは、民主党政治家はヒシヒシと感じているのだろう。そうなれば、大衆迎合主義に走る気持ちも判らないのではないが、しかしながら、それで応援する有権者は増えていくと思うのだろうか?
変な話、そういった安易な大衆迎合主義は、有権者にとっては”気持ち悪さ”を生むだけで、却ってマイナスになっていしまうような気がする。阪神大震災でインターネットが認知されて、もう20年ぐらい時間は経っているだろう。そうなれば、今の30代、40代ってのは、ネット情報の中で、ニュースの向こうにある”裏ネタ”を知らされていった年代だと言えるのかもしれない。
そうなれば下種の勘繰りであっても、安易な発言に関しては、そこにあるマイナスの意味合いを捉えるようになるのだ。民主党逆風の中で追い詰められている枝野さんの気持ちも判らないではないけれども、それも政治家の責任だと思って、安易に気持ち悪い発言をしないでいただきたく僕は思うのである。
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Yahooニュース:電気停止「許されない」=料金上げで東電を指導へ―枝野経産相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120328-00000090-jij-pol