M&Aにおけるブランドイメージのあり方
最近、不況になるとやっぱり企業の買収や合併の話が結構出てくるのはなんとなく感じるだろう。景気がよければ、基本的にはその買収ってのは敵対的買収って感じで、大きい企業が小さい企業をその資本力に任せて、強引のその買収先企業の技術なんかを得るために行なうって感じが多かったのだけれども、こうやって不況になると、同じような業種同士が、生き残るために経営の効率化やスリム化を考えて行なうってことが大きいのだと思う。だからすべて丸ごとの企業買収じゃなくて、大企業の部門別の買収・合併ってのがそのメインストリームになるようだ。
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![]() | TOSHIBA dynabook UX/23JWH ネットブックPC PAUX23JNLWH スノーホワイト (2009/04/24) 東芝 商品詳細を見る 東芝のダイナブックである。BCNのランキングを観れば判るとおり、東芝製品が全く売れていないってなら事業売却を考える東芝ってのもイメージできるのであるけれども、実はそれなりに”売れてる”って結果がある。確かにPC自体、利益の出る商品では無いかもしれないけれども、シェアがあればわざわざ東芝自体PC部門を売却する事は無いのではないだろうか?と僕は思うのである。 |
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日本って国に住んでて”不況だ!!”と言われてもう10年以上だろう。3,4年前にほんの少しだけ持ち直してくれたようなのだけれども結局はまたもや不況で、普通に生活している人間からすれば、景気が上向いたって意識はバブル崩壊以降、無いんじゃないだろうか?
そんな中でPC業界ってのもそれなりに不況の流れが今もあるのは否めないだろう。20世紀末期に一瞬だけITバブルってのがあったのだけれども結局はすぐにはじけ、瞬間風速って感じでそれが社会全体をプラスにしたイメージは無いはずだ。それどころか、ネットワーク化IT化を理由に設備投資費がそれなりに高まった代わりに人件費が削られ、それでダメージを受けた人数の方が多かったのではないだろうか?もっと言ってしまえばその時のIT化の意味の無い設備投資のツケが、今でもそれなりに負債として残っているのではないか?と思うのである。
そしてそんな状況だからこそ、ITの設備投資が継続化せずに、いわゆる法人を中心に”先細り”してきたのが今の状況ではないだろうか?確かに光ファイバーを中心にネットワークなんかのインフラが整い、Youtubeなどの動画サービスが定番化し、携帯でWEBサービスを受けられるようになり、ほとんどの家庭に何らかの形でインターネットがそれなりに普及して来たことに対するプラスイメージがあることは言えるはずだ。しかしそこから生まれる経済効果ってのは、全体としてその投資額以上のものではないから、どうしてもその投資額は他のものに引きずられるようにして縮小化しているのは事実のはずだ。
特にIT化に伴い、経済の国際化ってのが一部の企業だけのものではなくなったこの10年・・・中国や韓国などの新興国が旧先進国なみの経済力を付け、経済が実質的に地域的拡大が行われた事に対しても一国の富の集積がそれまで行なわれていたのに、そう言った新興先進国に対する投資って形で富の分散化が行なわれたために、そこから本来は”投資”なのだから”リターン”があって然るべきなのに、結局はその投資先での再投資って形で利益還元されずに先細って来たのが日本を含めた旧先進国の不況の原因の1つではないだろうか?と思う。
実際、これから特に産業の中心になるであろう高付加価値商品であるPCなんかのほとんどは中国産・台湾産・韓国産メーカーがパーツメーカーとして独占しているような気がする。確かにCPUやグラフィックチップなんかは米国製が中心だけれども・・・工場はもっと別の国にあるかもしれないけれども・・・・結局は日本ってのはパーツを作らないから、そのパーツ単位での購入によるパッケージングメーカーになってしまったってのが本音の部分だろう。
そうなればどうしても、パーツを生産するメーカーの方がこの不況下の中ではパッケージングメーカーにある程度”確実に売れる”ってことで力を持っていくのは当たり前の流れになってしまうのだ。ハッキリ言ってしまえば、その商品が消費者に購入してもらえるか?どうか?ってリスクはPCのパッケージングを行なっているメーカーが持つことになる。実際不況だから高額商品ってのは思ったよりも売れずに、そのリスク回避利益でさえ、本来の利益として扱わなければならないようにそのプライスを決定してしまわなければならないってのがあるだろう。
簡単に言えばその商品の値段ってのはそれに関わった人間すべての人件費とパーツ代、そして本来はそれが売れ残った可能性も含めての保険代としての上乗せ分を含めての値段が本当の意味でのその商品の本来の原価のはずだ。そこに今後の拡充設備投資費や研究費を考えた利益を乗せて、初めて本来のその商品の価格になるはずである。
しかし、不況でモノが売れない現状、どうしても低価格競争になってしまい、売れ残った場合なんかのリスク管理費ってのが考えられなくなってきているのが実情だろう。特にPCってのは本来はそう言った部分での価値を多分に積み上げた高付加価値商品であったはずなのに、実際ネットブックカテゴリなんかを見れば判るように低価格のきわめて利益が乗り難い商品になり始めているのは、事実だろう。”極端な話、メーカーはPCを1台作るごとにいくらかの赤字が出るけれども、それまでの設備投資やそこに居る人件費のために作って売っている”って笑えない噂も実は聞いた事があったような記憶がある。
そうなればPCってのは不採算部門になってしまうってのが実情ではないだろうか?IBMがレノボにそのPC部門を売却した事はまだ記憶に新しいだろう・・・新しいといってももう5,6年前のはずなのだけれども・・・・最近ではゲートウェイがAcerに売却された事が記憶にあるのではないだろうか?
これには当たり前ながら、新先進国がパーツ供給国として力を付け、より販売チャネルを広げるためにブランドイメージを求めて企業買収を行なったって事であろう。パーツメーカーと販売メーカーが一体化すればその分だけ利益効率が当たり前ながら向上するのだから、力をつけたパーツメーカーが弱体化したPCメーカーのブランド訴求力を求めて買収するのはM&Aの基本的な戦略の一つであるからである・・・レノボがパーツメーカーではなかったと思うのだけれども、AcerってのはAopenなどのパーツメーカーを子会社に持っている・・・・・
つまりは新興メーカーがブランドイメージを手っ取り早く手に入れるためには、ある程度訴求力のあるPCメーカーを買収するのが手っ取り早いやり方なのである。IBMのシンクパッドなんかは特にそれを上手に利用したお手本だと言えるだろう。PC部門をIBMから買収したレノボは5年間だけその商品にIBMの商標を利用する事をオプションにしてその部門を購入したのである。そしてそこから徐々に少しずつ自社の商標である”レノボ”をIBMから変化させ始め、IBMとレノボのブランドイメージをある意味一体化させたのだから、その営業戦略は、素人の僕から見ても賞賛に値すると言えるのである。これによりレノボはIBMと同じくらいの世界企業のイメージを作り上げる事が出来たと言えよう。
そしてその戦略ってのは日本でも新先進国メーカーによって行なわれつつあるらしい。(Gigazine:ASUSに続いてAcerが日本のノートパソコンメーカー買収に意欲、日本市場攻略に向けて薄型軽量ノートパソコンを投入へ)日本自体当たり前ながら、現状、超不況下であり、どの企業もやはりその経営ソースを維持できるだけの体力が少なくなってきているのが実情だろう。だから中にはその設備をどこかに売却して、より生産効率を上げる経営に出たメーカーだって存在する。
確かに日本の製造メーカーはPCだけを製造しているってメーカーは少ないだろう。NECだって富士通だってソニーだって様々なPC以外の商品を製造販売している。そうなれば不採算部門を売却して、利益の出る部門へ再投資していくことが企業強化につながるのは自明だろう。
しかし問題はそのブランドイメージである。安易にブランドイメージまで売却した場合は、そのメーカーが扱っている他の商品までその相手の商品のイメージになったり、逆に相手の別の商品のイメージに引きずられたりする可能性を考える必要があるのではないだろうか?工場設備や技術を売却する以上にブランドイメージの売却は大きな問題のはずだ。確かに買収にはそこにある技術を手に入れるって意味もあるだろう。しかしブランドイメージまで本当に相手に売却しても良いのだろうか?生産性を上げるだけでなく、その購入したブランドイメージでさえも営業戦略に取り入れていく新先進国メーカーのアカラサマな経営センスには、僕個人はたまらなくそのパワーを感じるのである。この不況下になると部門別売却の経営戦略も意味があるのだろう。しかしそこには”何が含まれて売却してしまっているか?”を考えて行なわなければならないのではないだろうか?と僕は思うのである。
参照HP
Gigazine:ASUSに続いてAcerが日本のノートパソコンメーカー買収に意欲、日本市場攻略に向けて薄型軽量ノートパソコンを投入へ
プレジデントロイター:東芝、仏アレバ送配電部門買収で45億ユーロを提示=関係筋
Wikipedia:AMD
BCN:ノートPC週間売れ筋ランキング
結構エッチな動画もあります!!
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そんな中でPC業界ってのもそれなりに不況の流れが今もあるのは否めないだろう。20世紀末期に一瞬だけITバブルってのがあったのだけれども結局はすぐにはじけ、瞬間風速って感じでそれが社会全体をプラスにしたイメージは無いはずだ。それどころか、ネットワーク化IT化を理由に設備投資費がそれなりに高まった代わりに人件費が削られ、それでダメージを受けた人数の方が多かったのではないだろうか?もっと言ってしまえばその時のIT化の意味の無い設備投資のツケが、今でもそれなりに負債として残っているのではないか?と思うのである。
そしてそんな状況だからこそ、ITの設備投資が継続化せずに、いわゆる法人を中心に”先細り”してきたのが今の状況ではないだろうか?確かに光ファイバーを中心にネットワークなんかのインフラが整い、Youtubeなどの動画サービスが定番化し、携帯でWEBサービスを受けられるようになり、ほとんどの家庭に何らかの形でインターネットがそれなりに普及して来たことに対するプラスイメージがあることは言えるはずだ。しかしそこから生まれる経済効果ってのは、全体としてその投資額以上のものではないから、どうしてもその投資額は他のものに引きずられるようにして縮小化しているのは事実のはずだ。
特にIT化に伴い、経済の国際化ってのが一部の企業だけのものではなくなったこの10年・・・中国や韓国などの新興国が旧先進国なみの経済力を付け、経済が実質的に地域的拡大が行われた事に対しても一国の富の集積がそれまで行なわれていたのに、そう言った新興先進国に対する投資って形で富の分散化が行なわれたために、そこから本来は”投資”なのだから”リターン”があって然るべきなのに、結局はその投資先での再投資って形で利益還元されずに先細って来たのが日本を含めた旧先進国の不況の原因の1つではないだろうか?と思う。
実際、これから特に産業の中心になるであろう高付加価値商品であるPCなんかのほとんどは中国産・台湾産・韓国産メーカーがパーツメーカーとして独占しているような気がする。確かにCPUやグラフィックチップなんかは米国製が中心だけれども・・・工場はもっと別の国にあるかもしれないけれども・・・・結局は日本ってのはパーツを作らないから、そのパーツ単位での購入によるパッケージングメーカーになってしまったってのが本音の部分だろう。
そうなればどうしても、パーツを生産するメーカーの方がこの不況下の中ではパッケージングメーカーにある程度”確実に売れる”ってことで力を持っていくのは当たり前の流れになってしまうのだ。ハッキリ言ってしまえば、その商品が消費者に購入してもらえるか?どうか?ってリスクはPCのパッケージングを行なっているメーカーが持つことになる。実際不況だから高額商品ってのは思ったよりも売れずに、そのリスク回避利益でさえ、本来の利益として扱わなければならないようにそのプライスを決定してしまわなければならないってのがあるだろう。
簡単に言えばその商品の値段ってのはそれに関わった人間すべての人件費とパーツ代、そして本来はそれが売れ残った可能性も含めての保険代としての上乗せ分を含めての値段が本当の意味でのその商品の本来の原価のはずだ。そこに今後の拡充設備投資費や研究費を考えた利益を乗せて、初めて本来のその商品の価格になるはずである。
しかし、不況でモノが売れない現状、どうしても低価格競争になってしまい、売れ残った場合なんかのリスク管理費ってのが考えられなくなってきているのが実情だろう。特にPCってのは本来はそう言った部分での価値を多分に積み上げた高付加価値商品であったはずなのに、実際ネットブックカテゴリなんかを見れば判るように低価格のきわめて利益が乗り難い商品になり始めているのは、事実だろう。”極端な話、メーカーはPCを1台作るごとにいくらかの赤字が出るけれども、それまでの設備投資やそこに居る人件費のために作って売っている”って笑えない噂も実は聞いた事があったような記憶がある。
そうなればPCってのは不採算部門になってしまうってのが実情ではないだろうか?IBMがレノボにそのPC部門を売却した事はまだ記憶に新しいだろう・・・新しいといってももう5,6年前のはずなのだけれども・・・・最近ではゲートウェイがAcerに売却された事が記憶にあるのではないだろうか?
これには当たり前ながら、新先進国がパーツ供給国として力を付け、より販売チャネルを広げるためにブランドイメージを求めて企業買収を行なったって事であろう。パーツメーカーと販売メーカーが一体化すればその分だけ利益効率が当たり前ながら向上するのだから、力をつけたパーツメーカーが弱体化したPCメーカーのブランド訴求力を求めて買収するのはM&Aの基本的な戦略の一つであるからである・・・レノボがパーツメーカーではなかったと思うのだけれども、AcerってのはAopenなどのパーツメーカーを子会社に持っている・・・・・
つまりは新興メーカーがブランドイメージを手っ取り早く手に入れるためには、ある程度訴求力のあるPCメーカーを買収するのが手っ取り早いやり方なのである。IBMのシンクパッドなんかは特にそれを上手に利用したお手本だと言えるだろう。PC部門をIBMから買収したレノボは5年間だけその商品にIBMの商標を利用する事をオプションにしてその部門を購入したのである。そしてそこから徐々に少しずつ自社の商標である”レノボ”をIBMから変化させ始め、IBMとレノボのブランドイメージをある意味一体化させたのだから、その営業戦略は、素人の僕から見ても賞賛に値すると言えるのである。これによりレノボはIBMと同じくらいの世界企業のイメージを作り上げる事が出来たと言えよう。
そしてその戦略ってのは日本でも新先進国メーカーによって行なわれつつあるらしい。(Gigazine:ASUSに続いてAcerが日本のノートパソコンメーカー買収に意欲、日本市場攻略に向けて薄型軽量ノートパソコンを投入へ)日本自体当たり前ながら、現状、超不況下であり、どの企業もやはりその経営ソースを維持できるだけの体力が少なくなってきているのが実情だろう。だから中にはその設備をどこかに売却して、より生産効率を上げる経営に出たメーカーだって存在する。
確かに日本の製造メーカーはPCだけを製造しているってメーカーは少ないだろう。NECだって富士通だってソニーだって様々なPC以外の商品を製造販売している。そうなれば不採算部門を売却して、利益の出る部門へ再投資していくことが企業強化につながるのは自明だろう。
しかし問題はそのブランドイメージである。安易にブランドイメージまで売却した場合は、そのメーカーが扱っている他の商品までその相手の商品のイメージになったり、逆に相手の別の商品のイメージに引きずられたりする可能性を考える必要があるのではないだろうか?工場設備や技術を売却する以上にブランドイメージの売却は大きな問題のはずだ。確かに買収にはそこにある技術を手に入れるって意味もあるだろう。しかしブランドイメージまで本当に相手に売却しても良いのだろうか?生産性を上げるだけでなく、その購入したブランドイメージでさえも営業戦略に取り入れていく新先進国メーカーのアカラサマな経営センスには、僕個人はたまらなくそのパワーを感じるのである。この不況下になると部門別売却の経営戦略も意味があるのだろう。しかしそこには”何が含まれて売却してしまっているか?”を考えて行なわなければならないのではないだろうか?と僕は思うのである。
参照HP
Gigazine:ASUSに続いてAcerが日本のノートパソコンメーカー買収に意欲、日本市場攻略に向けて薄型軽量ノートパソコンを投入へ
プレジデントロイター:東芝、仏アレバ送配電部門買収で45億ユーロを提示=関係筋
Wikipedia:AMD
BCN:ノートPC週間売れ筋ランキング
![]() | ASR3600-A36 Aspire REVO (2009/07/08) 日本エイサー 商品詳細を見る acerの小型人気PC。GateWayなんかもAcerに買収されたなんかは今回ブログを書くために調べるまで知らなかったのが本当の所だ。ACER自体はまだまだ日本じゃ認知度は低いかもしれないけれども、今後は有名メーカーになっていくのだと思う。最近は激安メーカーとしてそれなりに大手家電販売店でも扱われてきているような気がする。 |
結構エッチな動画もあります!!
欲望のまま、楽しんでください!!
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